【絵本】11月の読み聞かせにおすすめ『おはぎちゃん』『おつきさま』-子育て

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Gaby SteinによるPixabayからの画像

ハロウィンやクリスマスは選びやすいけれど、11月って何を読めばいいか分からない…なんていう人も多いかも知れません。
でも、この時期だからこそおすすめの絵本があるのでご紹介します!

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おはぎちゃん

 
 偕成社
  ・36ページ
  ・発売日 : 2009/10/1
  ・対象年齢:4歳から
            定価:本体1200円
おはぎちゃん

「おはぎ」が主人公。とっても可愛い。「ぼたもち」の違いも…

まず、主人公がとっても可愛いんです。…だって、おはぎが主人公なんですよ!

お話は、おじいさんが縁側で「おはぎ」を食べようとして、落としてしまうところから始まります。
おむすびころりんみたいな話かな…と思っていたら、なんと、そのおはぎをカナヘビ夫婦が育てることにし、周りの生き物たちが協力するというストーリーです。

カナヘビや虫たちが、おはぎを赤ちゃんとして育てるなんて、誰が想像するでしょう!笑
けれど、子供にはそれくらいの方が、かえって興味をそそれられるようです。

おはぎは、ケーキやパンなどに比べると、あまりポピュラーな食べ物ではありません。
そして、「ぼたもちちゃん」でなく、「おはぎちゃん」であることの意味を、子供に説明してあげることで、食べ物と行事や季節の繋がりを意識してもらうことが出来るのも、この本の良いところです。

ところで、おはぎとぼたもちの違い、皆さんは子供に説明できるでしょうか。
おはぎとぼたもちでは、作る時期に違いがあったそうです。

ぼたもちとおはぎは、それぞれ作る季節に違いがあり、その季節の花の名前に由来しています。ぼたもちは江戸時代に春のお彼岸に食べられていたもの。砂糖は貴重だったため、あんこは塩味で作られていましたが、江戸時代中期になると砂糖の入ったあんこが広まっていきました。

一説には小豆を牡丹の花に見立てたことから、「ぼたんもち」と呼ばれていたのが「ぼたもち」に変わったとも言われています。一方のおはぎは、秋のお彼岸に食べられていました。秋の七草のひとつである萩の花と小豆の形状が似ているため、「おはぎもち」と呼ばれていたのが「おはぎ」に変わったとされています。

出典元 Sweeten the Future


子供たちには、ぜひ分かりやすい言葉で教えてあげてください。
きっとスーパーで見かけた時にも興味を持ってくれますよ!

子供たちが大好きな、生き物がたくさん描かれている

この本には、たくさんの生き物が登場します。
カナヘビ夫婦に育てられることになったおはぎちゃんですが、まだ赤ちゃんなので、周りの生き物たちも心配して、あれこれ世話を焼くんです。

その生き物というのが、子供が好きなカエルだったり、蝶々やダンゴムシだったりするので、ページを開くと「あっ!蝶々!ダンゴムシもいる!」と、指をさして喜びます。

庭に咲く植物も細かく書かれているので、ぜひ、絵をじっくり見せてあげてください。

季節の移り変わりや、今では見られなくなった縁側も…

本の中で、季節は秋から春と流れます。
季節が変わることで、生き物たちの暮らしにはどのような変化があるか、風景はどのように変わるか、お話を通して学ぶことができます。

庭に咲く草花も変わっていったりして、子供にとっては違いを見つけるのも楽しいことですね。
また、最近ではあまり見られなくなった縁側。そしてその縁側の下に広がる空間。
子供たちは興味深々です。

表紙の裏には、おじいさんおばあさんや、生き物の名前が書かれていて、読み終わったあとで見るととても面白いですよ!

見た目や種にとらわれることなく、優しくできることを教えられる

初めは「おはぎを育てるなんて変なの~!」と笑っていた子供たちも、読み進めるにつれ、すっかり「おはぎちゃんはカナヘビたちの子供」という気持ちになっていきます。

いろんな生き物が協力して、なんとか赤ちゃんを育てようと頑張る様子は、子供でもつい応援したくなるのかも知れません。

見た目は関係ない、優しくしたい気持ちが大事なんだ…と、自然と思わせてくれるでしょう。
絵の細かさやほっこりしたストーリーで、気持ちがあたたかくなる絵本です。

おつきさま

 
 フレーベル館
  ・24ページ
  ・発売日 : 2001/9
  ・対象年齢:4歳から
            定価:本体1000円
おつきさま (おはなしメルヘン)

美しいイラストで、この時期のおやすみ前にぴったり

私は、この本を手にした時、なんてシンプルで美しい絵なのだろう…と思いました。
そして、内容を知った時、このイラストがストーリーにとても合っているものだとつくづく思いました。

子供はカラフルなイラストが好きですね。でも、時には青一色に浮かぶ黄色いお月様の美しさを、手に取って見せてあげるのも、素晴らしいことだと思います。

「よるです。こんやは まんまるの おつきさま」という言葉で始まり、同じ言葉で終わります。
けれど、始めの月と終わりの月は全く別に描かれています。

時には水面に映る月や線路の先に浮かぶ月…様々な月が描かれています。

想う気持ちを大切にしたくなるストーリー

様々な月を、様々な想いが見ている。
あるところで、ある人、時にはある動物が、月を見ている。
家の窓から女の子が月を見て「どこかで だれかさんも みているかなあ。」とつぶやきます。
最後には男の子が友達を想ってつぶやきます。

誰かが誰かを想う気持ちを、優しい言葉で綴っています。
ぜひ、ゆっくり、ゆったりとした気持ちで読んで差し上げてください。

感情は人それぞれ。でも…誰もが悩んだりするものだと、そっと教えてくれる

月を見上げる時、人は何かを想って心の中でつぶやいたりしますね。
そこには、ポジティブな考えが心をおしゃべりにすることもありますが、逆に、ネガティブな感情が心に広がっていることもあります。

誰もが月を見上げる時、優しい気持ちになったり、こっそり月に悩みを打ち明けたり、明日の自分を誓ったリと、様々な気持ちになるものだと、小さな子供にもそっと教えることができます。

同じ月を見ても、人それぞれ感情は違っている。
それは花や雲だって同じで、一緒に同じものを見ても皆それぞれ心の中は違うのだと気づかせてくれるのです。
また、感情は違えど、誰しもが悩んで空を見上げることもあるのだと理解するでしょう。

まとめ

いかがでしたか?秋にピッタリの2冊をご紹介しました。
美しい月を眺めながら、おはぎを食べたらとっても美味しいだろうと思ったりして…笑

そういえば、どちらも丸いですね。
丸い形には、人の気持ちを優しくさせる効果がありそうです…

皆さんの読み聞かせのご参考になれば幸いです。

本日の2冊はこちら↓

おはぎちゃん
おつきさま (おはなしメルヘン)

それでは、ステキな夜が過ごせますよう…

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