2月の読み聞かせにおすすめの絵本2冊ご紹介『はるのゆきだるま』『しろいうさぎとくろいうさぎ』【絵本】

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バレンタインデーやホワイトデーのこの時期、お店でもハートをたくさん目にして、子供たちも恋に興味を持つかも知れません。
そんな季節におすすめのピュアな2冊です。

はるのゆきだるま

 
 偕成社
  ・32ページ
  ・発売日 : 1983/3
  ・3歳から
     定価:本体価格 1,000円+税

はるのゆきだるま (日本の絵本)

ゆきだるまと動物たちの切ないおはなし

とても切ないおはなしです。
春のお土産を持ってくると約束した動物たち…でもゆきだるまは暖かくなって…


教科書にも採用されたりと、ほのぼのとしていますが、最後が悲しいおはなし。

それでも、読んだあとに子供がどのように感じるか…どんなふうに考えるか…問いかけるのには良い本です。

ほのぼのしたイラストと最後の展開のギャップでつらい

イラストはとてもやわらかく、ほのぼの。
ストーリーもほのぼのとすすむため、最後の悲しい展開を受け入れるのはちょっと大変です。

大人はゆきだるまが溶けるのではないかと予想をしながら読みますが、小さな子供にはあまりそれが想像としてできない分、悲しいというよりは、なぜこんなことになったのかという理解さえ追いつかないかも知れません。

それをやわらげてくれる優しいタッチのイラストは淡い色使いで子供の好きなフォルムで描かれています。

ゆきだるまを作るときがきたら、きっとこのゆきだるまを思い出すでしょう。

なくなる…ということ、大切なこと

なくなる…ということは、ゆきだるまを雪のかたまりと考えた時には「無くなる」となりますが、本を読んでいる子供にとってはゆきだるまは生きており、溶けて無くなることは「亡くなる」を意味します。

死を意図して書かれたものなのかは受け取り方にもよりますが、溶けて無くなったゆきだるまには動物たちはもう会えません。

約束の大切さ、手遅れになってしまったときの後悔、雪が溶けるものだと知らなかった悔しさ…
本の役割は楽しいだけではないとあらためて思わせてくれる内容で、子供にはいろいろな意味で読んであげたい本です。

しろいうさぎとくろいうさぎ

 
 福音館書店
  ・30ページ
  ・発売日 : 1965/6/1
  ・おとなと読むなら4才から
  ・ひとりで読むなら小学低学年から
       定価:本体1,200円+税

しろいうさぎとくろいうさぎ (世界傑作絵本シリーズ)

世界中で愛される小さな恋のおはなし

とにかく、とても可愛らしい本です。
一度は本屋さんで見かけたこともあるかと思いますが、この本がどうして昔から本屋に並ぶのか、読んでみて分かった気がします。

子供の頃の、恋の前の淡い想い…とでもいうのでしょうか。
恋というものが何かをまだ知らない子供が抱く、ちょっと複雑な想いを絵本にしてくれています。

大好きだよ、ずっと一緒にいたいよ、…素直に伝えることの大切さも描かれているようです。

そして、とくに女の子にとっては可愛いイラストのせいもあって、ほのぼのと恋に憧れる最初の本になるかも知れません。

やわらかい毛並みまで表現した素晴らしいイラスト

ふんわりとした、うさぎならではの毛並みを優しく淡い色合いで表現している絵は、子供でなくとも触ってみたくなります。

表情豊かなうさぎたちが住んでいる森も、美しく描かれ、優しい気持ちになれます。

この本は子供だけでなく、結婚祝いにも贈られることが多いようですが、おはなしの内容としっかりとした絵が大人にも喜ばれるのだと思います。

本棚に入れておきたくなる絵本です。

大人が忘れてしまいそうな素直な恋の気持ち

ずっと一緒に…

初めて恋にとまどったくろうさぎは、悩んでしまいます。
そんなくろうさぎの気持ちを知ったしろうさぎは驚きます。

誰にでもあった初恋の戸惑いを子供と一緒に読みながら思い出し、大人も大切な想いを思い出せる本だと思います。
子供からも「ママもパパが大好き?」などと聞かれるかも知れません。
素直に気持ちを伝える大切さを教えてくれる本です。

まとめ

バレンタインデー・ホワイトデーのこの時期に、恋のおはなしと、切ないゆきだるまのおはなしを選んでみました。

どちらも相手を想うピュアなおはなしです。
大切な存在ができた時、大人になった時、ふと思い出すおはなしかも知れませんね。

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